
川里賢太郎さんと久美子さんご夫妻、お父様の弘さんとお母様のすみ江さん、今年103歳になる賢太郎さんの祖母・静代さんの5人で食卓を囲む(4歳、6歳、8歳の3人の子どもたちは通園・通学中)。「毎日きっかり12時に食べ始めます!」
江戸の農家をつなぐ野菜好きの親子リレー。
お昼ごはんは毎日!山盛りのサラダバーです。
中学生の時に親父に「お前、農家やるのか?」って聞かれて「やる!」って答えたらしくて迷いなくこの道に入りました。
昼は毎日、大盛りのサラダが主役。うちで採れた葉物やハーブに好きなものをトッピングして混ぜる、サラダバーみたいな自由なおかずです。
自分は野菜が大好物なのですが、子どもたちを野菜好きに育てるのはご多分にもれず(笑)、苦戦中です。
長男はトマト、大根は煮物ならと次男。好みがばらばらで理解不能……。
このうまさ、早くわかってほしい!
【今回のごはんの中身】
●キャベツと玉ねぎの味噌汁
●葉物野菜のサラダ
(ルコラ、サラダほうれんそう、スイスチャード、アマランサスの葉、レタスなどに生ハム、チーズ、スナップえんどう、ラディッシュ、むらさき人参をトッピング)
●肉じゃが
●豚バラ炒め
●きゅうりの古漬け
東京都小平市で有機農業を営む川里家の10代目・弘さんと11代目・賢太郎さん。
江戸時代、享保年間に始まった歴史ある農家で、農地の形状は江戸特有の細長い敷地で、競走馬の馬糞とわらを十分発酵させて作った自家製堆肥を使うなど、工夫をこらしながら有機栽培を行う。
川里さんより
「葉物は鮮度が命。週3回、大地を守る会に出荷していますが、朝5時から畑に出て、ぴんと張りのいいところを収穫しています。」